2007年01月08日

ヤミ金体験談・・・そこはヤミ金でした

200万を年率15%の5年返済でいいと言われ、東京の徒町に行きました。
その業者(名前出すと後が怖いので出しませんが)貸金業登録が東京都知事(1)で、貸金業協会の会員ではありませんでした。
ヤフーで検索しても地図の案内のページが出てきただけだったので、やばいかなと思ったのですが、人間金の苦労には勝てません。冷静な判断ができず、最近は東京都知事(1)でもまともな会社があるから大丈夫と思い込ませ行きました。

雑居ビルの3階にあり、中に入ると感じのいい部屋、完璧なパンフレットもありました。
担当が来て、書類が整ったらすぐ現金お持ちしますからと言われ、こんな感じのいい会社があるんだ、これから伸びるだろうな、などとルンルンで書類を書いたまではよかったのですが、書類を書き終え”それでは確認してまいります”と担当が姿を消し10分ほど待った後言い出したのが、
”あのー、実はですね、上の方に言われまして、条件を変えないと融資できない事になりました・・・・・相談なんですが、10万つきあってくれませんか、利息は10日で3割、手数料1万も先取りで、6万お渡ししますよ。”

ガビーン!!こいつら最初からそのつもりの、いわゆるヤミ金ジャン。
ツキイチ(1ヶ月で1割の利息、年率120%)、トイチ(10日で1割の利息、年率365%)を超えてトサンです。(10日で3割の利息、年率1,095%)

一度つきあったらカモになります。前に返済もさせないで、ずっと関係を作り続けるヤミ金もいると聞いたことがあり、一度関係を作ると、いずれトゴ(10日で5割の利息、年率1,825%)、イチイチ(10日で10割の利息、年率3,650%)にエスカレートすることにもなりかねません。

資金繰りの構想が吹っ飛んだ悲しみはその内やばい、こっからでなくちゃに変わりました。

連中返さないんですよ。ああ言ったらこう言う、こう言ったらこう返す。とにかく10万でいいからつきあってくれです。
免許証など渡してあるので、それを返してもらうまで帰れません。

結局こっちも怒鳴る、荒れる、すかす、なごやかにするなど、ヤミ金相手に営業こいて、こいつは駄目かなと思わすことが出来たので返してもらえたと思います。
怖かったですね、何で俺はここにいるのみたいな、夢を見ているような感じでした。
でもこれで万が一、殺されるようなことがあれば、生命保険は入るし、昨年中古で買った家は支払いなくなるし、会社は競合他社か銀行に相談して、会社は顧客が財産だを前面にしてM&Aで売れば借金はほぼチャラだしな・・・
って、やっぱり俺は生きる迷惑ジャン。
帰りの東京駅で、入ってくる新幹線に飛び込みそうになったのを今でも覚えています。

ヤミ金といってもそれほどではなかったと思います。ひどいところは鍵を閉めて出さなくするそうです。
ヤミ金に引っかからない為に、登録についてをご覧ください。

momorara2 at 18:18│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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